第二章 💫天才と天災💫

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俺、真姫乃(まきの)優矢(ゆうや)は生まれながらの超エリートだ

将来は国家公務員総合職試験を余裕でパスし経済産業省か警察庁で働く予定だ

俺はまだ大学1年生だが、民法、憲法、行政法、警法、労働法、教育法、ミクロ経済学、マクロ経済学が高いレベルで頭にインプットされている
他の教養分野についても死角はないし、そもそも俺の人生に死角はないと思っていた

俺はいつも通り大学で授業なんて聞かずに官僚になるための試験勉強をしていた

俺は高校時代もこうやって過ごしていた
教員のレベルを遥かに上回ってしまい、俺に教えることは不可能だとわかったからだ
偏差値80を越えてくると教員では手に負えないようだ

授業が終わり出席だけとりあえず出して障害(河村)と一緒に帰るこれが日常

帰り道や学内では女子にサインを求められるが、姉が大好きである俺はすべて断っている

帰り道で、たかにあった

彼はラクロス部の主将で本名は酒井(さかい)崇伸(たかのぶ)
身長は175cm顔は俺ほどじゃないけど少しかっこいい部類に入る、大学生で結婚もしている、愛車はアウディ

しかしこいつには俺を打ち負かすとてつもない分野に才能があったのだ
彼はポケモンプレイヤーでオンラインでpresidentハナミズキを名乗る

俺はゲームにも才能があったから、たかにポケモンでも勝てるという何気ない自信があった

ポケモンは今までやったことあったしバトルでも負けたことはなかった
対戦数はあまり積んではいないが

公式のダブルバトルでとりあえずやってみることにした

俺のパーティは、
ガブリアス、ボーマンダ、レパルダス、ギルガルド、ボルトロス、リザードン
これは超有名プレイヤーのしのぶメイルさんのパーティを参考に組んだ

レパルダスの嘘泣きで相手のとくぼうを下げメガリザードンやメガボーマンダで虐殺するのが基本だ
隣のガブリアスとなシナジーもかなりいい

対するたかのパーティは、
ハナミズキ式・ダウン症スタンと呼ばれるパーティだ


俺は勝てると思っていた
押しきれると思っていた
しかし相手のクレセリアは想像以上に固かった。絶望的に固かった

クレセリアにトリックルームを許してしまい、後手のヒードランニンフィアに押しきられた



俺は人生で初めて負けた


俺の人生を振り返っても負けたことなんて1度もない

俺はゲームのセンスもあったしかし努力はしていなかった

その夜俺、真姫乃(まきの)優矢(ゆうや)は初めて夜眠れないほどに泣いた

俺は今までセンスで闘ってきたが、これから死ぬほど努力してこんな思いをさせた主将をうんと後悔させてやると誓った